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花粉症などのアレルギー疾患はなぜ急に増えたのか?

今でこそ誰でも知っていますが、私が子供の頃は、
花粉症なんて聞いたこともありませんでしたし、

周囲にそれらしい症状を抱えている人もいませんでした。

 

日本で初めて花粉症患者が見つかったのが1963年なのですが、
症例はわずかしかなく、全国的に認知されるようになったのは
ずっと後になってからなんですね。

最初の症例は栃木県日光市で見つかりました。

原因はもちろんスギ花粉なのですが、この地方全域でスギ花粉が
同じように飛散していたにもかかわらず、患者さんたちは
日光街道沿いで生活している人たちばかりだったのです。

 

そのために花粉症の原因はスギ花粉だけでなく、
自動車の排気ガスも関与していると考えられています。

その仕組みは、排気ガスに含まれる有害物質が花粉と結合することで、
抗原性が強くなり、アレルギー反応を増幅してしまうのです。

全国的なスギの大量植樹によって、花粉の飛散量が増えたこと、
そして、自動車などによる大気汚染が患者増加の大きな原因には違いありません。

 

信憑性の高い衛生仮説

アレルギーは先進国ほど患者が多く、途上国ほど患者が少ないのですが、
これはなぜなのか?ということを説明できるのが衛生仮説です。

これは、1~3歳頃の乳幼児期の生活環境が免疫力の強さに影響を与え、
アレルギー体質になるかならないかが決まるという説です。

 

アレルギー反応はリンパ球のTh1細胞とTh2細胞が関わっているのですが、
簡単に説明すると、Th1が多いとアレルギー反応を起こさず、
Th2が多いとアレルギー反応を起こします。

つまり、Th1細胞が多い状態の人はアレルギー体質にならないということです。
そしてTh1は細菌やウイルスに感染することで増加し、Th2の増加を抑制するのです。

 

このため、生後、あまりにも清潔すぎる環境で育てられると、細菌やウイルスに感染する機会が少なくなり、アレルギーになりやすいという訳ですね。

現在、この衛生仮説は多くの実験データによって実証されつつあり、
幅広い分野で支持されています。

 

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