普段、何気なく食べているかまぼこ。色々な料理に使われていますが、
これが大好物!という人はあまりいないかもしれませんね。
あまりにも身近すぎて見落としがちな食品ですが、
実はかまぼこはとても優秀なんです。
かまぼこはタラやサメ、ベラなどの白身魚を原料に作られる練り製品。
頭や内臓を取った魚肉を練り出し、調味料を加えて加熱したものです。
一般的な板かまぼこだけでなく、ちくわやはんぺんなどもかまぼこの一種です。
タンパク源としては理想的
そんな身近なかまぼこには魚のタンパク質がたっぷり入っています、
魚のタンパク質は低脂肪で低カロリー。しかも必須アミノ酸をバランスよく含んでいて、カルシウムも豊富です。正にタンパク源としては理想的な食品なんですね。
さらにマウスによる実験では、糖分を与えた後にかまぼこを与えると
インスリンの分泌が促進され、血糖値の上昇が抑制されたそうです。
これがそのまま人間にも当てはまるとは言い切れないところですが、
かまぼこの血糖値を抑える作用はほぼ間違いなくあると考えられています。
しかし、かまぼこには塩分が多く含まれているから、やっぱり体に悪いじゃないか?
と思われがちですが、実際にはそれほど多い訳ではなく、ソーセージや即席ラーメン、
レトルトカレーなどほかの加工食品よりもはるかに少ないんです。
ただし、多くの製品には砂糖がそれなりに入っているので、なるべく含有量が少ないものや砂糖が入っていないものを選ぶことがすすめられます。
血糖値の上昇は糖尿病の大きな発症リスクなります。
糖尿病で怖いのは合併症です。血管障害や神経障害から様々な病気を引き起こします。
中途失明、心筋梗塞、脳梗塞などのほか、人工透析が必要になる人もいるんです。
そんな恐ろしい病気のリスクを減らしてくれるかまぼこ。
血糖値が気になる方におすすめです。
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