がんが見つかった場合、医師からすすめられるのは、
だいたいは3大治療(手術・抗がん剤・放射線治療)です。
医師から「切るしかないですね。」などと言われることもあるでしょう。
しかし、最終的に決めるのは自分自身であることを忘れてはいけません。
芸能人ががん宣告された場合、最近は公表する人が多いですが、
手術の前は元気そうだったのに、術後はガリガリにやせ細っています。
そして、記者会見の席上で「復帰を目指してがんばります。」
と言っていたかと思うと、そのほんの数日後に亡くなった…。
去年だけでも、そんな芸能人はたくさんいました。
転移があったりすると、手術で体が弱りきっているところへ、
容赦なく抗がん剤を大量投与する。
そんな寿命を縮めるような治療が現実に行われているんですから、
何かが間違っているように思えてなりません。
この人たちが、もしも治療を受けずにそのまま放置していたら、
あるいはがん検診を受けずにがんだと知らなければ、まだ生きていたかもしれません。
そう考えると、まったくの本末転倒です。
がんが消えた…でもそれで終わりではない
3大治療はあくまでも対症療法であり、根治治療ではありませんから、
どれを受けるか受けないかは、完全に自己責任です。
医者の言いなりになり、抗がん剤を嫌というほどぶち込まれて力尽き、
そのまま帰らぬ人になってしまう可能性もありますし、
免疫力が低下して、普通なら感染しないような弱い菌に感染する
日和見感染症を起こし、肺炎などで亡くなってしまう人もいます。
もちろん、3大治療でがんが消えることはあります。
しかし「これで治療は終わった!」と考えるのは早急です。
がん発症に至ったそれまでの生活を改めることが本当の治療です。
入院して長期間の治療を受け、ようやくがんが消えたのに、
数ヶ月~数年後にまた再発…という人は結構たくさんいます。
再発した原因は、【退院後に元通りの生活に戻ったから。】
と考えるのが妥当ではないでしょうか。
私は3大治療を否定しているわけではありません。
有効な治療だからこそ医師はすすめてくるんですから。
しかし、少なくともセカンドオピニオンくらいは求めて、
本当に自分に合った治療なのか、よく検討してから受けるべきだと思います。
そして何より大切なことは、3大治療は一時しのぎだと考えることです。
本当にがんを治療するのは自己免疫力であり、最後は自分で治すということです。
今までの食生活、日常的なストレス、運動習慣、睡眠や休息はどうだったのか。
がん宣告された方や治療中の方は、それまでの自分の生活を振り返ってみて下さい。
生活を改善し、免疫力を高めることががんに打ち勝つ一番の治療です。
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