口内炎とはその名の通り、口の中にできる炎症全般を指し、
原因は細菌やウイルスによるもの、アレルギーによるものなど様々です。
中でももっとも多いのが体力や免疫力の低下に起因すると
思われるアフタ性口内炎と呼ばれるタイプです。
これは口内粘膜にアフタという白っぽい潰瘍ができるもので、
痛みがあり、刺激すると出血することもあります。
複数個所にできると、痛みのために食事に支障をきたす場合もあるので、
なるべく早く治したいものですね。
気になる痛みだから早く治したい
アフタ性口内炎は体調の悪いとき、胃腸の調子が悪いとき、
睡眠不足や疲労が溜まってるときなどにできやすいものです。
十分な休息を摂って免疫力を回復すれば、10日程度で自然に治癒しますが、
痛みがひどく、早急に治したい場合もあると思います。
アフタ性口内炎を早く治すには?
ビタミンB2の摂取
ビタミンB2は粘膜の成長を促し、正常な状態を保つ働きがあるため、
炎症をしずめ、治りを早くします。
ビタミンB2以外にも粘膜組織の抗炎症や保護作用を持つビタミンもあるので、
市販の総合ビタミン剤やビタミンB複合体を摂取するといいでしょう。
レーザー治療
アフタが複数個所あり、痛みがひどい場合にすすめられる治療です。
レーザーでアフタを焼いてしまうもので、歯科や口腔外科で行っています。
病院での処方薬
ステロイド系軟膏や貼り薬など、抗炎症作用のある薬を処方してもらえます。
長引いている場合には、受診するのが一番早く治せます。
市販薬
有名なケナログ軟膏など効果的な市販薬がたくさん発売されています。
処方薬でもそうですが、塗る前に口内を清潔にして、ティシュなどで水分を
極力取り除いた上で、綿棒で患部をカバーするように塗るのがコツです。
体調がすぐれないときに現れやすいアフタ性口内炎。
免疫力低下のひとつのサインです。
十分な睡眠、ストレス解消、腸内環境を整えるなど、
普段から自己免疫を高めるような生活習慣が一番の予防になります。
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