血行の悪さから発生する冷え性は、女性に多いとされていますが、
近年は男性の冷え性も右肩上がりに増えているのです。
男性の場合、自分が冷え性だとは自覚せず、風邪気味であるとか、
寒がりな体質になってきた…などと考えがちです。
男性の冷え性の原因は様々考えられますが、ストレスからくる自律神経の乱れや
運動不足による筋量の低下などが多いといわれています。
特に職場でストレスにさらされる機会が多い人は、常に交感神経が優位になっている
と考えられ、全身の緊張から血管が収縮し、慢性的に血行の悪い状態になり、
冷え性に拍車が掛かってしまうのです。
生活習慣を変えて冷え性を改善
冷え性は体質だから仕方がない…という人がいますが、
生活習慣を改善することで、克服できることも多いのです。
基本的には女性と同じ冷え性対策が有効ですが、オフィスワークの多い男性の場合は、
運動によって筋肉量を増やすことが一番効果的だと思われます。
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男性の冷え性対策
筋肉を増やす
筋肉量が増えれば消費するエネルギー量も増えるので、基礎代謝が上がり、体温が上がるため、体が温まりやすくなります。筋トレなどの筋肉を鍛える運動を継続して行うことがすすめられます。
マッサージ・ストレッチ
血液やリンパの流れがよくなり、体の末端の血行をよくします。
タバコ・アルコールは控えめに
タバコは血管を収縮させ、血液循環を悪くするため、冷え性に繋がってしまいます。
アルコールは適量なら体を温めますが、飲みすぎれば尿の排出量が増えます。
尿と一緒に熱も逃げてしまうため、返って体を冷やしてしまいます。
ストレス解消
ストレスから自律神経のバランスが乱れてしまいます。緊張状態が続くと交感神経が優位になり、血流の悪い状態が続いてしまうので、何らかのストレス解消法、リラクゼーション法を持ちましょう。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
熱いお湯は交感神経を刺激してしまうため、38℃~40℃ほどのぬるめのお湯に
ゆっくり浸かって、副交感神経を優位にすることで血行改善が見込めます。
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