インフルエンザが流行する冬場になると、マスクを着用するという人が多いと思います。風邪やインフルエンザの予防だけでなく、単に顔が寒いからという人も。
また、自分が風邪を引いていて、周囲に迷惑を掛けないため、
という気配りな人も日本には多いようです。
冬~花粉症の季節に着用する人が多いマスクですが、
実は正しい着け方をしないと、あまり効果がないんです。
マスクは着け方が大切
私たちが普段着用するのは、主に市販の使い捨ての不織布マスクか、
繰り返し使えるガーゼのマスクです。
最近ではより高機能なN95マスクもありますが、とにかく息苦しいので、
普段の着用にはあまり向いていません。
市販の使い捨てタイプの不織布マスクには、プリーツ型と立体型のものがあります。
プリーツ型は、ちょうどプリーツスカートのようにひだのような折り目がついたもの。
立体型は顔にぴったりフィットする立体的な形をしています。
立体型はしゃべりやすいことや、口紅が付着しにくいことで、
女性に好んで使われる傾向があります。
いずれの市販マスクも、すべてのウイルスをシャットアウトするものではありませんが、風邪やインフルエンザはウイルス単体で空気感染するものではなく、感染者の唾液などから飛沫感染するものなので、マスク着用による予防は効果的です。
正しいマスクの着け方
マスクを着用するだけで、風邪やインフルエンザの予防になりますが、
正しい着け方をしないと、効果が半減してしまいますので注意しましょう。
ワイヤーを折り曲げておく
上部にノーズフィットワイヤーの入ったタイプなら、着ける前に折り曲げておき、着けてからしっかりと鼻にフィットさせ、鼻の両側に隙間ができないようにしましょう。
よく、特にガーゼのマスクをしている人に多いのですが、メガネが曇ったり、
息苦しいため、鼻を出している人がいますが、これでは意味がありません。
あごまで伸ばす
口を保護するためには、あごまでしっかりとマスクを伸ばすことが必要です。ただし、伸ばしすぎるとかえって隙間ができるので、隙間を確認しながら伸ばしましょう。
1日で捨てる
ガーゼのマスクは洗って再使用できますが、不織布マスクは1日で使い捨てることが理想的です。使い回しは、ウイルスが付着していた場合、感染を助長してしまいます。
風邪やインフルエンザの感染率を下げることができるマスク。
正しい着け方をして、効果的に予防したいですね。
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