夏休みになると出席カードを首から提げ、毎日通っていたラジオ体操会。
町内の公園などで行われていた夏の風物詩のひとつでした。
子供の頃は最終日にもらえる景品が目的なので、ただ惰性でやっていた
感じですが、実はラジオ体操は継続すれば効果抜群なんです。
一般的に体操会や職場で行われるのは、ラジオ体操第1。
実際は第4まであるそうですが、私は第2までしか覚えていません。
継続することで免疫力もアップ
ラジオ体操第1は、3分ちょっとという短さですが、
この短時間の中に全身の筋肉をくまなく使うように考えられています。
第1だけで400箇所以上の筋肉を使うといいますから、
合理的に体を動かせるように考案されているんですね。
ですから、きびきびと気合を入れて行えば、意外とカロリーを消費します。
逆にダラダラと適当に行えば、あまり効果は期待できません。
ラジオ体操の効果
もちろん、1回やったくらいでは効果はありませんが、
正しいやり方で続けて行うことで、下記のような効果が期待できます。
姿勢がよくなる
筋肉と骨格を意識的に動かしたり伸ばしたりすることで、
体のゆがみが補整されて姿勢が良くなり、体の安定感が増します。
姿勢のゆがみは、肩こりや腰痛、内臓疾患などの原因になることも
あるため、正しい姿勢を保持することはとても大切です。
肩こり・腰痛などの予防改善
ラジオ体操はストレッチの要素もあるため、適度に筋が伸ばされることで
柔軟性が高くなり、肩こり、腰痛、首や背中の痛みの予防改善、
ぎっくり腰、寝違え、筋違えの予防にもなります。
血行改善
全身をまんべんなく動かすため、血流がよくなり、新陳代謝が促進されます。
全身の細胞が活性化されるため、筋肉や内蔵機能の向上も期待できます。
血行促進により、脚や顔のむくみの改善、貧血の改善にも役立ちます。
持久力アップ
筋肉の動きを確認しながら、きびきびとリズミカルに行えば、
有酸素運動の効果もあるため、持久力アップも期待できます。
継続して適度な運動を行うと白血球も元気になります。
ラジオ体操を続けていると風邪を引きにくくなった、という人がよくいますが、
続けるうちに、徐々に免疫力が強化されているんです。
ウォーキングなどを行う時間のない方は、
簡単にできるラジオ体操をぜひお試し下さい。
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