代謝アップや便秘解消にいいというプチ断食は、ファスティングダイエット
とも呼ばれ、女性を中心に実践している人も多いですね。
プチ断食の何がいいのかというと、まず第一は腸を休められることです。
普段、3食食べていると腸は休む暇がありませんから、疲れが溜まっています。
だから、たまにはしっかり休ませた方が本当はいいのです。
腸を休ませることで、溜まった宿便や毒素が一気に排出され、腸内細菌も活性化。
疲れきった腸管免疫もよみがえります。
腸のほか、胃、すい臓、肝臓、腎臓など代謝にかかわる臓器も休ませられるので、臓器がリフレッシュされて機能がよみがえり、白血球も活性化されて免疫力も上がります。
そして、当然ですが食べなければ体はエネルギーが足りなくなるので、
脂肪を燃焼させてエネルギーに変換しますから、体脂肪の減少にも役立ちますね。
また、長生き遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子は、カロリー制限をすることで
活性化するので、プチ断食はアンチエイジングにも役立つと考えられています。
プチ断食のやり方は?
プチ断食の期間は最大でも3日間程度が適切です。それ以上の長い期間行えば、
筋肉繊維までエネルギーに変換されてしまい、体力低下に繋がってしまいます。
ここではもっともオーソドックスな3日間のコースをご紹介しますね。
3日間のうちまったく食べないのは2日目だけで、1日目は準備の日、
3日目は回復の日です。いずれの日も水分はたっぷりと摂って下さい。
水分を摂ることで毒素や便の排出を促します。
1日目(準備)
いきなり食事を断つと胃腸に負担が掛かりますので、少しずつ慣らすための日です。
この日の夕食は少なめにし、アルコールは飲まないようにします。
2日目(本番)
何も食べません。ただし、水分はしっかり摂りましょう。
3日目(回復)
断食からの回復の日です。ゆっくりと胃腸を慣らしていきましょう。
朝食は消化のいいお粥などを食べ、昼食は普段通りでいいですが量を少なめにしましょう。そして、夕食は普段通りに食べて下さい。ただし、いつも以上に吸収がよくなっているので、ドカ食いは厳禁です。
免疫力アップにもダイエットにも役立つプチ断食。
腸内の善玉菌もよみがえり、お通じもすっきり。体調もよくなっているはずです。
コメントを残す